ビジネスに成功したAさんが新しく建てた豪邸を拝見〜。。

ご自慢の部屋の後、最後に通されたバスルームはピカピカの黒一色。

「オーオー!すっすご〜!イッ、インパクトあるね〜!タイル高っそー!」
「でもね、夫がお風呂に入るとなんか気持ち悪いと云うのよね〜。」
う〜ん・・・確かに!
黒は気持ちが滅入っている時には−の色。
経営者のAさんが陥りやすい孤独感をさらに深めさせるに違いありません。
白い湯垢は白っぽいタイルに比べ目立つだろうし、
一日の疲れを癒す場所の役割で見ると
緊張感を和らげ、血流を促し心身をリセットさせる色として
大いに〜疑問が残るのです。
ウ〜ん・・・今更失敗かもよ?な〜んて言って、どっ、どうする?!

住宅やマンション等に限らず、工事完了した物の色のやり直しは容易ではありませ〜ん。
重くて分厚い材料見本帳とのにらめっこはきつく、
夢の中では決めかねている色たちが、ぐるぐると回るのです。