誰もが関心を持つと云う?
死後の世界を書いてる
「死んだらおしまい、ではなかった」という本を
通販で買いました。
だいたいのこの手の本は怪しくて、
黒・灰色・紫の表紙等の
イメージを持つことが多くって、
吹き出し付きのタイトルと
意表を突かれたよな
ナチュラルハーモニーの配色は
どうしても読んでみたいと
思わせました。

色の仕事をしていると
行き着く処は精神や魂の世界であって、
ある種の特別な能力が
研ぎ澄まされて来ていると
感じることが増えてきて、
人の心が手に取るように
なって来る。
ましてや僧侶と云う
職業は想像以上に違いない!

ある日突然に
2000人の葬送して来た僧侶が、
亡くなった人を感じる様になり、
その性格や死んだ時の状況が
見えたしまうのだから仕方がない。
ずっと、黙っていたけれど、
ここいらでお話しましょうと
と云う内容は、
葬儀の席で死者たちは
近くにいて、見えて、聞いていて、
2〜3割の人が死を理解しないで
ぼ〜としているそうな。
葬儀とは本人に
きっちり「死んでいますよ」と
教える事とも言っている。
病気で死んだ人、
事故で死んだ人、
ガンでモルヒネを投与された人、
自殺した人、
聾唖(ろうあ)だった人達の
様々なエピソードと
その向き合い方などが
書かれています。
千の風になってと云う歌とはまた違う
死者の心を感じられ、
ホット、するよな本でした。
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