Yさんに撮ってもらったのは、
世界遺産ともてはやされて、
誰もがおそらく知っている、
ガウディのサクラダファミリア。
ずっとずっと思っていた。
はっきり云って気持ちが悪い。
この建物が町中にあふれたならば、
きっと空気も淀む
怪しい景色になるだろう。
雨の日に道路に放置され、
ドロドロ寸前の
犬のフンが塗りたくられた、
そんな建物に見えるのは
私だけでしょか?
ゆがんだ形とベージュの色からは
作者の心の闇が見える様で、
彼の生い立ちを知らべてみたら、
幼い時に発症し
リュウマチに長い間苦しんでいたと云う。
辛い病気と闘う為の我慢と
自分を好きになれない
自己を否定する心が見えて来る。
あ〜やっぱり、そうだったのか〜。
疑問が消えて、嫌悪感がみるみる薄れて行く。
真実を伝えるはずのメディア達。
伝わって来るのは
変わってる、偉大、素敵、ばっかりで、
彼の心の闇を大きくは語らない。
彼の心を知ってこその
サクラダファミリアと、
ねえ、そう思わない?


