ふるさとを追われ、
行く場所が定まらない
福島原発被災の人々と、
消え入りそうな絵を描いた、
引っ越しをして行く子の
2つの心理は良く似てる。
けれども
子供の書いた絵には
新しい家があり、
小さい胸の赤からは
頑張ろうと云う気持ち。
緑の髪からは、
これからの、
穏やかで
平和な生活を望む心が見える。
ふるさとおわれ、
行くあてもない
寄る辺ない心の色は
我慢と虚しさの茶の色や砂の色。
追い詰められていきつけば
やがてははげしい怒りの赤になる。
どうか小さくても確かな色の一歩を
今すぐにあげてほしい。
見捨てられた人々や
沢山の動物の
苦しみや無念を
見せられる日が続いてる。
それなのに
知らないふり
見ないふりして
これから積極的に
原発推進なんて
云っている人々がいると聞く。
大丈夫
大丈夫
大丈夫
自分たちには
決して
決して
決して
同じことは降りかからない!・・・・はず。
本当にその選択で良いのでしょうか????