2011年12月17日

遺された物

7年前にご主人を亡くされた
一人暮らしの老婦人が亡くなった。

生前は
ご主人と自転車で、
中睦ましく買い物している姿がほほえましく、
うらやましい程の仲の良いご夫婦だった。


3・11の震災の傷も癒えない春の日には、
未来ある青年が癌の病で旅立った。

今年は身近で2人のお葬式・・・。

亡くなった人たちが遺した物は、
雨で錆びついた銀の2台の自転車と、

悲しみとはかけ離れたターコイズブルーの新しい車。
青い車.jpg
(写真はイメージです。)

誰も乗らずにひっそりと、
寄り添うように置かれた銀の自転車は、
ようやくあの世で再会を
果たした夫婦の姿。

悲しいけれど、
ようやくようやく会えてよかったね。
・・・・と、祝福に替えよう。もうやだ〜(悲しい顔)




明るい方へ、明るい方へ。
不治の病にあっても意欲的に学び、
チャレンジし続けたと云う青年が、
病気を治して運転するはずだった青い車。

「大丈夫・・・そばにいつもいるからね。」
運転する家族の傍らには、
彼がいつも寄りそっている姿が見えるよな・・・。ぴかぴか(新しい)


もっともっと生きたかった青年と、
長生きを望んでいなかったかも知れない女性が、

遺した青と銀に秘められた2つの物語。

きっと、忘れる事は出来ないだろう。


























posted by ひろっち at 19:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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