東日本大震災のあおりなのか、
天ちゅう殺の影響なのか、
全く仕事がない時期が続いていた。
自営業の夫を持つ妻としては
たいていの事では動じない様にはなってはいたが、
はっきり云って、
このまま行くとかなりやばい・・・ぞ。
そんな風に思っていたら、
ここの処仕事が入ってきて、
めちゃくちゃ〜忙しいらしい。
なんだかおかしいぞ?
典型的な無信心者でもある彼が、
最近妙な事を口走りはじめた。
画・つのだじろう
「仕事場で鈴の様な音が時々する。
座敷わらしかもしれない。」
「はあぁぁぁ・・・・????。」
こいつ、忙しくてついに頭にきたか?
最近はこんな風にも云いだした。
「ティンカーベルの様な女の子かと思っていたら、
違ってた。やんちゃな男の子で悪ガキだ。」
「おいおいお〜いぃぃ・・・・・!!!」
鈴の音なんか全然しない。
気配すら感じない。
そんな何かが聞こえたり感じているって事なのか?
私にはわからない??
そんな彼、
東北には一度も行った事がなかったが、
今日は耐震対策の為の仕事で岩手県に行っている。
ウ〜ン不思議だ。
知人がこんな事を云っていたのを思い出す。
「被災して、拠り所が無くなったので、
ついてきたのかもよ。
東北にボランティアで行った時、
土地の神様誉めて来なかった?」
ウ〜ン、そう云われてみれば思い当たるようなぁ・・・。
チリーンですか?
チャリーンですか?
高い音は、
色で云うならば青や紫の色。
先のとがった波形(振幅の巾が狭く、振動数が多い)
をしている。
仏壇で見かけるおりんなんかも高い音。
ツツーツツー・トントンと、
あちらの世界と会話をする為には、
赤やオレンジ等の(振幅の巾が広く・振動数が少ない)よりも、
紫や青を感じる音を使うのが効果的って事なのかもしれない・・・。