昨年11月と今年の3月の計2回、
カリシウイルスにかかった上に、
腎臓の数値がさがって来ていて、
赤信号が点滅しそうだと云う。
「これからは腎臓ケアのための
療法食だけを与えて下さい。」と獣医さん。
う〜n、だけれども、
ピーちゃん(12歳=高齢)の免疫力低下や、
宿命とも云える腎臓の機能低下は致し方ないと思いつつ、
大好きな煮干しもささみも取り上げて、
療法食という名のカリカリや、
灰色のどろどろウエツトフードだけを
食べさせる事にガテンがいかない。
自分におきかえたなら、
今後、好きな甘いものは一切ダメと云う事なのだから。
「あ〜ん、そんなの辛すぎる。」
「ささみ、煮干しなんてと〜んでもない!」とか、
血液検査の数値ばかりを見て話す、
やさしいけれど若〜い獣医さん。
申し訳ないですが、おばさんは素直には従えませ〜ん。

で・・・そんな時見つけたペット食育講座(APNA)のサイト。
乗り継ぎがちょいと面倒だけど、
埼玉の新三郷(電車+バスで約60分位)、
上住裕子さんのペット食育初級講座に行ってきました。
水分の多い多種の食べ物を与えることで
ペットの血流が速やかになり、
病気にかかりにくくなるという説明にはと〜っても納得。
予定時間をはるかに超えての熱心な指導をしてくださり、
実際にキッチンでペットのご飯も作り、
いざ「試食をど〜うぞ

「げげぇ〜。まじ?!」
挽肉、鳥レバー、アスパラガス、カブ等のご飯は、
色や匂いともに、多分、む、無理!

が、、、勇気を出してスープを口にしてみれば、
「お〜行けるじゃん!うま〜っ!!」

「やっぱ、味見しないは無責任だよねぇ〜。」

家に帰り、我が家のにゃんちたちに作ったのが写真の料理。
題して、
鯖・コーン・ブロッコリー・さつまいも・えのき・ニンジン炒め煮込み。
人肌に温めて、にゃんちの好みの量(水)のドロドロにして、
温かい鯖を大きめにトッピングしてあげたなら、
食い付きがとても良く、美味しそうに食べてくれてる様子。
試行錯誤して行くうちに、
猫はドロドロした甘い(コーン、ジャガイモ、かぼちゃ、ご飯のねばり)野菜や
香り強いトッピングがお好みとわかってきた。

正直なところ、
今まで覚えたペット食の先入感がとても強くって、
100%の納得は行かないけれど、
「栄養成分重視のカリカリフード絶対神話は違う!」と云う思いは強く、
続ける事で何かしらの良い結果が出ると信じたいのだ。
今日もキッチンで2匹のにゃんちたち、
「ねぇ、今日のごはんはな〜にと?」
待ちわびる姿はめちゃ微笑ましい。

「さぁー、にゃんちども、
今日は半額で買ってきた鳥胸肉、もも肉の
野菜入りおじや風ご飯だよ。た〜んと召し上がれ!」
