冬の間にカリシウイルスを2回発症しちまった。
注意して良く見ていると、
大好物の煮干しを前にして、
どうやって食べようか思案している様子が見られたり、
ドライフードを丸呑みしている様子もあったので、
どうやら免疫力の低下は、口の中に原因があるとのでは??とよんだ。

獣医さんに口腔治療の相談をするも、
「この子は歳の割に歯石が少ないので、今すぐの治療は必要ないかも・・・」と来た。
猫の口腔治療には、リスクある全身麻酔が必要で、
「出来ればしたくないなぁ〜」が先生の本音のようだ。
TVで見かける林先生のごとく、
「この子はもう12歳。全身麻酔するなら今、今でしょ」と、
乗り気でなかった?先生を押し切った形の、
歯の治療となりましたぁ。
結果、ぬ、ぬあんと、

すでに壊疽し抜けた歯と、化膿している歯が見つかった。
歯石も綺麗にしてもらい、
1週間前のけんか傷?も治療してもらって、
10円玉はげ猫って呼ぶなぁ〜!

めでたし、めでたし〜い。

犬歯奥の歯の壊疽は飼い猫がかかり易い病気だそうだ。
(お宅のねこちゃん大丈夫?)
左が化膿して壊疽した歯、右が歯抜した歯の場所
動物は口がきけない。
だから飼い主は常に見守る事が大切で、
機嫌良いか?食欲はあるか?
行動がいつもと違ってないか?
・・・etc
植物だって、
水が足りないとか、栄養不足だとか、病気にやられたぁ〜って、
それぞれにサインを出しているのが見えるはず。
思春期の子供たちのサインって奴は、
VよりもSOSが多くって、
佐世保女児殺害のニュースなんか聞くたびに、
発信されたサインは幾つもあったはずなのに、
傍にいて何を見ていたの?
何をしていたの?と腹が立つ。
結局、都合の悪いサインは見ていたふりをして、
最善の行動をする努力をしなかった。
・・・そう云う事なんだろうねぇ・・・。
・・・悲しみと怒りのやり場が見つかりません。
