ようやく、ようやく更新できたよんどころない事情・・・、
そこには・・・
ぴーちゃんの癌手術と
異常とも見られかねない、私の戦いの日々があったから・・・。
1月17日。
いつもと同じ様に外周りにも出ていたピーの様子がどうもおかしい!
餌を前にして食べたそうな気配はあっても食べない。
あ〜ぁ、またしても例の口内炎かも・・と
さっそく動物病院に連れて行き、精密検査。
先生:「消化器系に癌の疑いがあるので、急ぎ摘出手術をしましょう。」
えっ!!なんの事?
先生:「幸いこの子の血液検査は良好なので、体力的にも大丈夫です。
頑張って悪い処全部取り除きますからね。
あさって19日が手術日。
前日は21時以降は何も食べさせないで下さい。
当日は手術同意書に印鑑を押してご持参下さい。
何か質問あったら伺いますよ。」
斧であたまを殴られた様な衝撃とはこの事で、
魂が抜けたように家にたどり着くも
状況はやはり受け入れられない。
なんで?・・癌?・・・・
だってこの子は猫じゃん。
だって誰よりも大飯位の元気印じゃん。
手術は開腹してみなければわからないとか・・。
もしかしたら癌でないかもしれないとか・・・。
場合によっては手を付けられずに開いてもすぐ閉じてしまうかもとか・・・。
もしかしたら脾臓(免疫つかさどる処らしい)取るかも知れないしとか・・。
もしかしたらこの子と手術を境に会えなくなるかも知れない。
そんなの絶対〜嫌だ!
不安を消してくれる唯一の希望はピーの強運と体力だった。
未だしっかり理解できない自分はいたが、
手術をする事を選択し、
19日の朝、ピーを病院に連れて行った。
手術後の麻酔が覚める17時ごろに
手術結果が届くと云うのを
真っ暗な居間の炬燵にぼーっとすわり待ち続けた。
先生:「猫には珍しい大腸がん(リンパ腫)でした。
一番大きなしこりを直腸すぐ近くで腸ごとすべて切り取り、
つなげました。残念ながら他にも転移がみられ、
これは全て取れませんでしたがピーちゃんは大丈夫元気ですよ。」
その結果を不思議に冷静に聴いている自分がいた。
脾臓(免疫つかさどる処)は取らずに済んだのだから
これで免疫療法は残された。
ま、まだ戦える・・・!
ふつふつと沸いてくる闘志にも似たこの思い!!
それは11年前に手術不可能な末期癌(胆管がん)で余命1年と宣告された後、
医者や看護婦をも驚愕させる回復を見せた、母との闘病記憶と強く繋がっていた。
退院後の痛々しい包帯姿のピー。がんばれ!!
続く・・・。